子どもが生まれる前まで趣味で書道をしていました。
今はお休みしていますが、子どもが幼稚園に通うようになったりして少し時間ができるので、
書道も少し再開したいなと思っているこの頃です。
今年は子どもが4歳になり、字を覚え始めて字の練習していきたいなと思う頃になりました。
せっかくなので、お正月に書き初めをやってみようと考え、眠っていた道具を取り出して
子どもと一緒に書き初めをしてみました。
必須の道具は筆、墨(墨液)、紙、硯、です。
他には下敷き、文鎮、筆置きなどがあればいいですね。
紙は書き初めサイズの画仙紙です。
市販の書き初め用紙を買うか、
お気に入りの半切を1/4に切ると書き初めのサイズになります。
約17.5×68cmです。
筆は書き初め用の少し太めの筆か、半紙2文字かけるような太さの筆でいいです。
初心者の方、毛質に慣れていない方は毛質はイタチ、馬、狸、羊など色々な毛がほどよく混ざった兼毫筆がおすすめです。
ある程度のコシと墨の含みがあるのでとても使いやすいです。
少し慣れている方は羊毛筆がおすすめです。
墨の含みが良く、線質がきめ細やかで、かすれなどもきれいで、美しい線が表現できます。
今回使うのはイタチ多めの兼毫筆です。
コシが強く、初心者でも使いやすい筆です。
今回は墨液を使用します。
墨液は書き初めや授業で使うだけなら、一般によく売られている学生用の墨液でいいです。
こちらは呉竹の書芸呉竹で膠系の墨液です。
すった墨と混ぜられる墨液で、そのままでも深みのある墨色になります。
大人の練習用や作品用におすすめです。
子どもの書き初めには十分過ぎますが、あとで私が練習用に使おうと思うので、
こちらの墨液を買いました。
硯は書道セットの中にある硯でいいと思います。
こちらは墨池というもので、すった墨や墨液を入れて使います。
筆置きも付いていまして、普段の練習用に便利です。
今回はプラスティックの墨池だと子どもがひっくり返すかもしれないので、重みのある陶器の墨池を使います。
あとは下敷きがあると、机が汚れず書きやすいので、用意しましょう。
半紙用か、あれば半切用などの大きい下敷きがあればそちらだと、書いてずらさなくてもそのまま書けるので便利です。
今回は家にある半切用の下敷きを使います。
まずは半紙に少し練習します。
『はつひので』と書こうと思っていまして、
子どもと一緒に筆を持って書いてやったりします。
子どもだけで筆を持たせると、途端に好きに何か書き始めますね。
好きな線を描くのも筆に慣れるので、少し好きなものを書かせたりもしました。
初めての大筆と墨で書く線に興味津々の子ども。
集中が切れたり、ふざけ出す前に清書に取り掛かります。
子どもはまだ一人では書けないので、一緒に筆を持って。
できた作品はこちらです。
ほとんど子どもの力で書いたものではないんですが、
子どもは毛筆体験できたのでよかったと思います。
とてもよろこんでいて、またやってみたいと言っていました。
名前は加工してありますが、作品らしく見えるように私の雅号(書道で使う時の名前)の落款印を押しました。
おまけで私の書き初めです。
子どもが横で待っているので、急いで書いて終わりました。
雅号を書いて落款印を押すと作品らしくなりましたね。
久しぶりの毛筆はやはり楽しくて、また書こう!と思いました。
毛筆は楽しいので、ぜひ子どもさんと楽しんで書いてみてくださいね!
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