以前に『くものすおやぶんとりものちょう』という絵本をご紹介したのですが、
今回はそのシリーズもので秋山あゆ子さんの絵本
『くものすおやぶんほとけのさばき』をご紹介します。
主人公はくものすおやぶんことオニグモのあみぞうです。
ツクツク寺の和尚からお寺に来てもらうように言われてお寺に行ってみると
お寺から仏像を盗もうとした痕跡があったのでした。
仏像泥棒を捕まえるべく、あみぞうは罠をはって待ち構えます。
すると泥棒が現れ、後をつけてみると…。
くものすおやぶんはどうやって泥棒を捕まえるのか、
泥棒の正体とは、仏像泥棒が仏像を盗もうとした理由とは…?
ストーリ展開が気になるお話の内容になっています。
登場人物が多かったり、文字の量が少しあるので、ストーリが楽しめるようになってきたらとても楽しめる感じです。
登場人物は虫ばかりなのですが、中でもセミがたくさん登場します。
虫好きで、セミが好きな子は特に楽しめますね。
この本は読んだのが夏ということもあり、「今日この鳴き声聞いたね」と話をしたり、子どもは「オーシ、ツクツク」とセミの鳴き真似をしたりしながら本を見ていました。
また、絵の内容も細かく描かれていて、ストーリーとは関係のない背景も細かく描かれています。
子どもはそっちのほうも見て楽しんでいました。絵を見て子どもとの会話が弾んで、なかなか次のページに行かないことも(笑)
気になる方は読んでみて下さいね。
『くものすおやぶんとりものちょう』のご紹介は下のリンクから見られます。こちらもご参考に。